鰹節の出し殻の佃煮かふりかけ「以外」の画期的大量消費方法(2つ紹介)

ネット検索のクソなところ:んなこた知ってる

鰹節の出し殻をなんとかしたくて「鰹節 出し殻」でネット検索した人に「佃煮かふりかけにしよう」なんて、クソバイスですね。んなこた知ってると。

ネット情報のデメリットは死ぬほどあるけど、不動の筆頭株主は「んなこたぁ知っとる」ですね。

佃煮もふりかけも味が濃いから一回に少量しか減らないし、出し殻なんて出汁を取るたびに一定量でするのだから、もっと画期的に出し殻を減らしたいという読者のニーズを無視していますよね。「佃煮かふりかけに」は。

ネット情報の「出し殻は佃煮かふりかけにしよう」は読者のことを何も考えていない文章の見本として語り継いでいきたい。

築地のお店が教えてくれたとっておき

でもあったんですよ。
読者のことをちゃんと考えて出し殻のこと考えてるサイトが。
築地の伏髙さんホームページより。

詳しくは上のクリックしてほしんですが、出し殻には「からしマヨ」だったんだと、出し殻のからしマヨ和え食べて目開きましたからね。

「あまりの出し殻を、捨てるのもなんだか世界には飢えている子もいるのにアレなので、無理くり食えるようにしてみました」じゃなく、出し殻のからしマヨ和えは「これ副菜にあると嬉しい」レベルでおいしかった。

マヨだけでもおいしかったけどからしマヨにしてるところが泣かせる。ここにからしを入れた人の食べる人へ向けた「おいしく食べてね」という優しさを思うと目頭が熱くなる。

酒のつまみにもいいよ。1分あれば作れて、火も使わないという手軽さもイケてます。

からしがいい仕事しやがる

マヨだけだと完璧に消しきれない出し殻の生臭さを、からしが恐ろしいくらい吸収する。

からしは出し殻のからしマヨあえのためにこの腐敗した地に使わされたのではないかと思うほどに。これはわさびでなくからしです。

佃煮やふりかけみたいにしょっぱくないから、パクパク食べられる。えー、もっとないのー?くらい、ペロッと。

アレンジとして玉ねぎちょっと入れるとまた最高にうまいです。出し殻と玉ねぎとマヨネーズとからしだけなのにこの宇宙。コショウ振ってもおいしいだろうな。

出し殻が味の塊だから塩分なしで全然おいしい。きゅうりとかいれても絶対おいしい。

私、自分の美徳の一つが「食べ物を捨てない」なんですね。飲食店でなく、「家庭での食べ物の廃棄」が社会問題になってるって聞いたときは信じられませんでしたよ。出し殻はセーフ、と捨てている人もいるかもしれないけれど、私は出し殻だって捨てたくない。

からしとマヨネーズには足を向けて寝れない。

庶民の「無限ピーマン」にする手も

あと出し殻鰹節活用もう一つ。

ネット発グルメの無限ピーマン(知ってる人がほとんどだと思いますが、わかんなかったらググってください)作るときに出し殻を使うんです。大量消費できます。

オリジナルレシピだとツナと鰹節(出し殻でなく新品)の両方を使いますが、ちょっとセレブすぎやしませんか。出し殻の鰹節だけで十分いい仕事してくれます。

ピーマンと出し殻と油(多め)とオイスターソースだけでもうバクバク食えますよピーマン。

もう鰹節なんて怖くない。