2017年 9月 の投稿一覧

ウェブサービスを滅ぼす呪文:「中高年に大人気」

書きました!
タイトルはポケモンですが、これ以外にも、twitterユーザーは一日に11回twitter立ち上げているというような、ツイ廃しっかりしろな内容もあったりと盛りだくさんです。

つくづく、ウェブサービスを滅ぼすバルス的な、邪王炎殺黒龍波的なものは「中高年に大人気!」ですね。
滅びの呪文なくせに基本的にいいこと言ってるように見えるのがますます滅びの呪文としてレベル高い。

何回か言った記憶がありますが、twitterが嫌いなので早く中年のサービスと認識されて若者にそっぽを向かれますように、とお星さまに願っています。

酒鬼薔薇の筆跡はなぜゾワゾワする?【THE 筆跡鑑定ファイル】

筆跡鑑定人・牧野秀美さんの連載、THE筆跡鑑定ファイル、ライティングで参画してます。
手帳やクレジットカードを用意し、自分の筆跡はどうだろう、と当てはめながら読むのがおすすめ。

ちなみに私は紙の手帳派ですが、あとから見て自分の字が本気で読めないくらい字が汚いです。
ですがさすがの私も宮沢りえよりは美文字です。宮沢りえに美しさで勝つという優越感。


前提・筆跡鑑定の基本について。人が真似してだまそうと書いた字をどう見破るのかについて。


酒鬼薔薇、宮崎勤編。あの字のゾッとする理由は何か?


相模原障害施設殺傷事件被告・植松聖編。上の「酒鬼薔薇、宮崎編」と比べ「ふつう」なのがなんとも恐ろしい。


松居一代編。是非はありまくりなものの、この人の実行力はすばらしいと思う。


稲田朋美編。モテ字。稲田朋美はもともと美人ですが、この人に眼鏡を薦めたスタイリストは神だと思う。


セカオワSaori編。モテ字パート2。

スラムダンクもキングダムもジョジョもスマホ向け漫画じゃない

書きました。

同人界隈の「ブラウザマジック(ネットで見ると面白いけれど紙媒体の本で見るとつまらない(主に)漫画)」という言葉。
作者の力量不足に語られがちですが、それだけではないのでは……?ということにもふれています。
スラムダンクもキングダムもジョジョもスマホ向け漫画じゃないと思う。なぜかは上の記事で見てみてね。

しかし私はやはり漫画は紙で読みたい派ですが、この分岐点っていくつからなんだろう。
ほんとに電車の中でスマホで漫画読む人増えましたが、やはり20代以下が多くてそんなに中高年を見ません。老眼のせいか。

2018.3追記:書いてから半年、スマホはいまだに嫌なんですが、ノートパソコンで漫画読むのはかなり慣れてきました。
慣れたというか、家にモノが増えないエクスタシーを前に屈した形です。
実用書は電子書籍の方が検索使えて便利なのでむしろ積極的に使ってますが、でもやっぱり物語は紙がいいなって、古の中年はしつこく思うよ。小説も紙がいい。

書店に並ぶ本の40%が「返品」されている! 数値から見る出版不況

書きました。

店に並ぶ本のうち約40%が「返品」されている。
思えば90年代にはよく聞いた『ミリオンセラー(100万部突破本)』という言葉も聞かなくなりましたよね。
出版拡販コンサルタントの山本豊氏に、前編に続き、移りゆく書店の姿について話を伺いました。

私自身オタクだし、自分の好きを追及するタイプですが
自分の好きを追及できるのって、素晴らしいだけとも言えないと思う。
自分から世代や価値観が遠い人とも何かを分かち合う経験はどんどん減っていって、
安室奈美恵の引退に一つの時代が終わってしまった……、って遠い目になるような感覚って今の10代の人ってあるんでしょうか。
メインカルチャーがなく、サブカルチャーが点在している状態って、よりどころがなく不安につながりそう。

書店が6000店も減少している! 懐かしの「ロードサイド書店」をつぶしたのはAmazonか? 

書きました!
いわゆる街の本屋さんだけでなく、紀伊國屋書店新宿南口店など、大型書店も閉店している事情を出版販促コンサルタント山本豊さんに聞きました。

「Amazonをなるべく使わない」って、2017年の日本に生きていると結構鋼の意志が必要ですよね。

しかし、「あまり売れてない本の著者(本が書店に並ばない著者)」は、とりあえず在庫を置いていてくれるAmazonには、ただその一点だけで、「おAmazon様ぁ!」とひれ伏し土下座数発、その後靴を光るまでなめないといけないくらい感謝しないといけない面も承知しています。私の本って前作はほぼ書店にないと思う(いい本なのにな)。

過去にこんな記事書いたので参考まで。


これを思うとamazonは罪深いと思うし

でもamazonは他にはない、著者向けのいいサービスも提供している。

本って実売印税でなければ、大抵の著者は「自分の本が何部売れたか」分かんないんですよ。
なのでAmazonの著者セントラルのサービスはほんとに偉大なサービスだと思う。

Amazonをどう思うかはほんと一言では言えない。感謝と困惑と不安と。なんて大人っぽい関係なのでしょう。私とAmazon。

自分の誘いに気のない返事をした人が他の輩と楽しそうにしているのが見える、それが情報化社会だ!

自著『節ネット、はじめました。』でも触れましたが、SNSは「かなりの人気者」か、「他人の人気に対して本気で涼しい顔していられるゴーイングマイウェイな人」でなければ火傷します。

ここで、ほんとは全然そうじゃないのに自分をゴーイングマイウェイタイプだと言いはる人が東にいたら、「もうよせ」と肩に手を置いて目をつぶり首を振ってあげたい。
SNS積極的にしてるのに人からの反響気にならないしと言い張る人が西にいたら、SNS積極的にやってる時点で他人の反響気になるタイプだろ?素直になれって……、ってバスローブ姿でピロートークしてやりたい。

SNSが教えてくれる、知らない方が幸せでいられたこと
●自分の誘いに気のない返事をした人が、ほかの人にはむしろ自分から積極的に誘っているビッチな姿
●もっと仲良くなりたいなと思える人が、自分の書き込みは一切スルーで、ほかの人にはむしろ自分から(以下略)

数じゃなくて質。自分のつぶやきが1000RTされてジュンジュワ―というのもあると思いますが、質も大事だと思うんですよ。自分がいいなと思うイケてる人から好意的な反応あるとときめいちゃう。イケてる人や神からの1リツイートやコメントは凡夫からのリツイート一個大隊に相当します。今日も今日とて「はわわ、●●さんにフォローされたった~」と薄く尿漏れしている人が全国に1000人くらいはいると思う。

好かれたい人からもらう反応は生きるエネルギーです。

ということで「この人から好かれたら尿漏れするほどうれしい人」を思い浮かべてみてください。

私も思い浮かべました。

しかし、残念ながらその人はあなたや私に無関心でいていい自由があります。

当たり前です。あなたにも私にも「え……、別にこの人から好かれてなくていいんすけど……」と思わず苦笑いしてしまう人から好意を寄せられた時に無関心でいていい自由があるように。

しかしSNSのこのクソミラクル情報化社会は、私を袖にした人の日常を追いかけることができてしまうんですね。別れた人のSNSを追っていたら幸せそうで軽く舌打ちする日曜の午後とか。別れた人や、自分につれなくした人は地獄の一丁目を永久に彷徨っていてもらわないと、ちょっと困っちゃいますよね。でもなかなか「自分は地獄の一丁目にいて何をやっても空振りで不幸のズンドコでーす!」とSNSで言う人って少ないと思う。

好いて欲しい人が同じくらい自分を好いてくれるとは限らない。当たり前。SNSさえなければいずれ悟って少しの切なさとともにやがて消えていくはずだった淡雪のような片思いが、SNSにより成仏できず、毎日見返すことでアイスバーンになっていく恐怖。

SNSは本来「淡く切ない片思いを乗り越え大人になっていくはずの人」をストーカーに変貌させる悪魔のシステムです。片思いと言うと恋愛感情みたいに見えますが、友情においても仕事においても片思いっていっぱいありますよね。

人生片思いだらけですよ、3割ちょい打てれば首位打者です。すべてがうまくいくわけない。頭ではわかっていても、SNSを見るのをやめられないいいーー、という人は多そうですが。

「持たず、作らず、持ち込ませず」は非核三原則ですが
節ネットは「見ない、見ない、見ない」です。「見ても反応しない」ではダメ。見たら絶対反応してそして明日も見たくなる。見ないことが全てです。素晴らしいことに、見なければいずれどうでもよくなるんです。早ければ一週間くらいで。

つれないあの子やいけすかないあんちくしょうのSNSを見る時間で部屋の掃除をしましょう。