まあこれ読んで…、読めばわかっから…
今(2024/11/23)時点でもさらに公職選挙法違反でひっくり返る可能性を秘めた兵庫県知事選、というか、これ結局、パワハラ、自殺、おねだり、立花氏、マスコミvsSNS、と問題がごっちゃごちゃに入り組んでいるんですが、それを時系列、かつそれぞれの立場にいた人の問題点について辛抱強く解きほぐして交通整理した(これをしている記事が少ない)いい記事見つけました。
元東京地検特捜部郷原信郎氏の記事
ここ数日兵庫県知事選っていったいなんだったんだ??と頭の中が「?」まみれだったんだけどスッキリした。ほかの記事をこれから読むにしろこちらを一度読んどくといいと思う。とりあえず全体像が見えてくる。
かなり長いしいったん電通や宝塚といった過去のパワハラ事件に話飛ぶけどその伏線は回収されるんで…
(後日追記)集英社オンラインは連載でこの一連を追っているので最新まで追いたい方はこちらも
たぶん多くの人がこの話をするときに各論になっている
この記事を読んで思ったのが、今まで全体像が分からないまま各論だけ見てんだなってこと。全体像が分からないから、なんだかどうも記事を読んでもスッキリしない、わからない、っていう点があった。
この事件さまざまな人が見解を話してるけど、どうも各論の話になっちゃうのは「その人も全体像がわからなかったから」な気もする。もちろんこの記事も本当の全体かはわからないんだけど、少なくともこの数日一体なんだったんだ??と調べてみた記事の中では一番全体像を見ている。
この件で必要なのは交通整理ですよ…
やっぱりマスコミの責任が大きいと思う&気を吐いてる報道特集
こちらの記事を読んだら、確かに限られた期間、限られた情報の中で、「情報をリークした側にも不都合があったことを、マスコミが意図的に隠した」という立花氏側の意見が非常に説得力持って伝わっちゃうよなとも思った。隠したと思われたのが大失敗だった。
マスコミが従来のやり方に胡坐をかいてタカをくくっていた。放送法とかしばりがあるんだろうけど、建前上公平に、といいつつ明らかにテレビがやっていたのは斎藤知事のディスだったわけで、いざ逆転勝利になったときに、メディアの敗北とまで言ってのけてたのだからもう公平、というのは建前であり不誠実だったわけで、斎藤&立花陣営はネットでここの欺瞞を突いたという点はあるように思う。してやられた感。
この建前に対する不信感が渦巻いている。建前の力がかつてよりすごく弱くなってる。
でも一方で気合入った報道もある。TBS報道特集
この動画、コメント欄のディストピア感がすごい(アルバイトなのか、それとも熱心なファンなのか)。動画見ないで先にコメント欄見て「あっ、偏向報道なんだ、やめとこう」となる人が人口の30%くらいいたら怖いな。
まあでもこの調子で結束してディスられたらマスコミも県議も百条委員会もそりゃ気を折られるわけで、がんばって…、としか言いようなくて申し訳ないんですがせめてもの、という形でこうして紹介します。
ネットで2024年においてどうふるまえばいいか、を知っているという点では立花氏激つよですよね。
まあでもこの調子で結束してディスられたらマスコミも県議も百条委員会もそりゃ気を折られるわけで、がんばって…、としか言いようなくて申し訳ないんですがせめてもの、という形でこうして紹介します。
政治的な話はほんとにしたくない…
私は個人的には政治的な話をしたくない、というスタンスで生きてきましたしこれからもそうするつもりです。
だってこんな地雷まみれのテーマ、何言っても軋轢しか生みませんよ。「政治とスポーツと宗教の話はヤバイからするな(熱心なファンやアンチがそこかしこにいる地雷原で足を一歩でも動かすと片足はおろか太陽系もろともふっとんでしまう)」を私も実践していました。
政治ってほんと万人の聖域じゃん、え~政治なんて興味ないって人も「政治に興味がないなんてそれこそ政府の愚民化政策の思うつぼだ、愚かしい」なんて言われたらそいつを一族もろとも殺したくなるはずです。政治は興味深々な人から興味がない人まで全員の聖域です。スポーツなんかよりよっぽど聖域。
デリケートすぎる話題だし面倒な人に絡まれたくないし、また逆に発言したことで「ふふ、あなたも目覚めた人ですね…」と擦り寄ってくる人がいたらそれも最高に鬱陶しいし。あと「仕事でやりにくくなることが出ると困る」って私レベルでもありますもん。
ただ今回の兵庫県知事選の結果は、非常に考えさせられる出来事だったんですね。この件については斎藤陣営におかしいと発言していて、納得する意見をいいねとrpで支援するという超地味~な支援をしています。私ロムアカウントあるので主にそっちでやってる。とことん地味。
地味でごめん。でも兵庫県知事選も最終的に人だかり(他県から人を導入)などもあり、やっぱりSNSの数って力なのは事実なので、地味にちまちま、一日5分でちまちまと。そういう発信をしている人がアンチコメントに折れないでほしいなという祈りをこめつつ。
まあ祈りってなんもできない人がいいわけに使うときってロクな意味じゃないですけど…
ほか選挙報道に対する参考になる記事
元テレ朝法務部長、西脇亨輔弁護士
以下要点まとめ(元記事も見てね)
・「選挙報道をむやみにしばる法律など、存在しない」。
・普段は自粛方面をお願いするテレビ業界の放送倫理のお目付け役であるBPOですら、選挙報道については「もっとやれ」
それでは一体テレビは何に忖度をしているのか?が次の記事
「テレビは中途半端にふわっと偏ってる」という兼近の意見はほんとそれ。