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ネットやゲーム依存の早期対策は重要なのにマスコミでは報じられにくい理由

本文より
「ゲームに限らず、どの依存でも「いかに依存していることに早く気づき、予防策を打てるか」が大切だ。症状が重くなり、社会生活を送れなくなるほど重度化すれば回復にも時間がかかる。「約束」も「フィルタリング」も、「このままではまずい」といち早く気づくための役割を果たす。

 しかし、この「早期対策をして予防する」というのは、非常に地味で地道で「映えない」という問題がある。たとえば、マスコミ映えする「依存」の取り上げ方といえば、やはりネットやゲームでどう見ても社会生活を送れなくなったような人による、壮絶な体験談だろう。

 私自身、ネット依存経験があり、体験談を著作にしたことが縁でテレビや雑誌、新聞に紹介されたことがあるが、私は依存の期間はさほど長くなく、依存により借金したり、健康に大きな被害が出たり、家族と断絶したり、などの経験はない。あるテレビ番組の制作者は、私の依存経験は「映え」が足りないな、と困った様子に見えた」