ヤバい人、悪い人にエンカウントするのがネットの世界
信頼、優しさ、公共の精神が大切だと私も思いますが、そういったことにさっぱり重みをおかない人にもエンカウントしかねないのがネットの世界です。「人間の悪意」を知ることは大切なネットリテラシーだと思います。人間の悪意、を知る事例を紹介します。
あなたのメールアドレスが駅のトイレに書かれていましたよ?
まずは入門編。こんなメールが届きました。
「あなたのメールアドレス○○○○@○○○○(実際のあなたのメールアドレス)が駅のトイレに書かれていましたよ!消しておいてあげましょうか? こちらを見てください www.○○○○~(リンク先)」
典型的な迷惑メールなので無視でOKです。
やってはいけないのは以下二つ
①添付されたurlにアクセスすること
→ウイルスに感染したり、個人情報を入力させようとするサイトにつながるなどさらなる被害につながることも
②相手に返信すること
→面白がって「相手してやったw」みたいなのが動画にもなっていたりしますが、反社会的勢力と接点をもっていいことはありません。
北海道留萌市女子高生殺人事件(2024年)
上記の迷惑メールから一気にハードな事件になります。北海道でおきたリンチ殺人事件です。
加害者である内田受刑者(懲役27年)と、橋の欄干から飛び降りさせられた被害者は学校の同級生でもなんでもなく、内田受刑者の写真をネット上で見つけた被害者がネット上に無断転載した、というのが二人が接点を持つきっかけでした。
内田受刑者がそれで因縁をつけてきた、ということなので、おそらく被害者はからかいなど、なんらかの悪意を持った形での転載だったのかもしれません。
悪意を持った無断転載もいけないことではありますが、まさか無断転載ぐらいで自分は殺されてしまうのか、と被害者の方も絶望したことでしょう。そういう人と接点が持ててしまうのがインターネットです。
内田受刑者は地元ではちょっと知られたワルだったそうで、被害者の方も内田受刑者と面識があれば、アイツのことをネタにするのはまずい、と無断転載をしていなかったのではないでしょうか。
ネットでは、街中でみかけたマナーのなっていない人とか、人をさらす写真や動画を多く見かけます。そういったものを日常的にみかけていると、「晒す」ことへのハードルは下がっていきますが、相手を殺すことも選択肢にある人、とエンカウントしかねないんですね。
そして、被害者も「ネット上にいた人の画像を無断転載し、その人を怒らせてしまって謝罪を要求されている」という状態だと、自分にも落ち度があった手前、保護者など、周囲に相談できなかったのかもしれません。
「怒られるから相談できない」なんですよね。
※この事件で一番絶望だなと思ったのは内田被告が道警警部補と不倫関係にあったということで、内田受刑者は色々警察事情にも詳しかったんじゃないでしょうか。内田受刑者は被害者に「家族ごと潰していいんだね」と脅していたと記事にありましたが、そこで、「道警とのつながり」をもし話していたのだとしたら、被害者はどれだけ絶望したことでしょう。
この不倫警部補は論外ですけど周辺の同僚も不倫の事実を知ってた人もいたはずです。悪いですね~!!!
熊本中学生いじめ事件(100人以上に一人がなりすまし、2023年)
残念ながらあまり情報が公開されていない事例なのですが、いじめのために、「一人で100人のSNSアカウントを作る」恐怖の中学生が出てきます。「ネットいじめ」という言葉では軽すぎるのではという事例です。
読売新聞でも出ていました。
未成年の事案というのは集団犯が目立ち、上の北海道リンチ殺人も首謀者は内田受刑者ですが、4人組です。
「つるんで悪いことする」が未成年事案の特徴でもありますし、いじめなんかもそうですが、この事例は単独犯ですごくえげつないことをしているという点が特徴的でした。
かなりのレアケースだとは思いますが(読売新聞の記事でも「1人で複数人へのいじめ行為が行われた非常に特殊な事案」と指摘されています)、こんなケースもあるのだ、と知っておくことが防犯上大事だと思います。
グルーミングの手口
直前の二つは、内田受刑者や、100人のアカウントを一人で作ったいじめ加害者など、ちょっと加害側が特殊すぎないか?というケースなので、もっと身近な例です。ネット上で変態はどう子どもに近づくか?
14歳女子中学生になりすました実験です。
【ポイント】
・「中学生女子です」というプロフィールでアカウントを作るだけで変態から次々にDMが来る
・#裏垢男子(女子)とつながりたい が危険。
・変態は、性的な話題を出すことで99人にはブロックされるがそれは承知の上であり、ブロックされない一人を探す



