「その人のレベルや程度はその人の付き合っている人間を見れば分かる」という趣旨の言葉がありますね。
下品な言葉だと思いますが、ある種の真実を突いているから不快に思い気持ちがざらつくのでしょう。前からの知人が「付き合う人が前と変わってきました」みたいな発言をSNSでしていたら「わ~、私、前サイドかぁ~」っておでこに手をあててしまいますね。こういうキメた発言をする人SNSやブログでわりと見ますが。
しかしこの「周りの人間が誰かでその人のレベルが推し量れる」は、節ネットに活用できます。
Yahoo知恵袋の相談「電車での痴漢がやめられない」という投稿をクリックしたと考えましょう。
この場合、登場人物を5人あげると、以下のとおりです。
1.読者である私
2.『電車での痴漢がやめられない』を投稿した人(釣り師の可能性あり)
3.「信じられない!わかちこわかちこ」と投稿する人
4.「グヒヒヒ、どんな痴漢をするんですか?イヒヒヒ」と投稿する人
5.「ここにいる全員バカ」と、とりあえず場を荒らす人
冷静に考えれば2~5の人と同レベルにはなりたくないはずです。3の人(信じられない!)は悪い人ではないですが暇な人です。その人の周りの人がその人のレベルを決めます。ネットの人間関係とて例外ではありません。
こういった荒れたサイトを、自分を律し、距離を置きながらうまく料理し、絶妙なコンテンツにできる人も実際います。しかしそれは爆弾処理の名人芸であり、素人ができるものではありません。真似るな危険です。(自分ならできる、と過信して、どんよりしたものに引きずられて心を病んでいる人は少なくないのではないでしょうか)。
ほかにも、ネットを見るとほんとにこの人トラブルが好きなんだろうなあというくらい好戦的な人もよく見かけます。こういう人はトラブルがあってこそ生きてるってタイプなんでしょう。そういう人と同じ土俵にそうじゃない人が立ってはそうじゃない側が疲弊するだけです。
なので、爆弾処理の名人でもなく、トラブルが好きでもない人は黙って、ネットでいつも読む4人を選別した方が自分のためです。ゲスはほどほどに。