20代のころ嫌いだったけど今好きになった曲ってあるよね

心は永遠の思春期、盗んだバイクで走り出す34の夜(窃盗罪)
というつもりでしたが
この間、お昼に入った店で
ビートルズのストロベリーフィールズフォーエバーが流れていて
コーヒーをすすりつつ、しみじみ、いい…、と思ってしまいました。

私はビートルズは赤盤(初期)派でした。
青盤(後期)は、たるたるしていて、根底に倦怠感があって、
きらきらした若さがなくて、季節でいうと晩秋って感じがして嫌だったのです。

しかし染みた。浜松町のレストランで
ストロベリーフィールズフォーエバーが染みた。

私のヒアリング能力では
ストロベリーフィールズフォーエバーのところしか
歌詞は分からないのですが
かつて嫌だった、倦怠感やたるたる感をいい、と感じだしたのです。
いつまでもキラキラなんかしていられない、それでも人生は続くという
悲哀が染みたのです。晩秋の美しさを見出したのです。

そしてこの間、
いよいよ『コンドルは飛んでいく』を聞いていい…、と
なってしまいました。
辛気臭くて、物悲しくて、なんでこんな陰気な曲を
小学生の音楽教育で流すのだろうと思っていたのですが、
しかし今、横浜駅前で、CDを販売すべく外国人が演奏していた
コンドルは飛んでいくが染みている。

いよいよもう若くはないんだな、と思ったのですが
失った若さの代償にストロベリーフィールドとコンドルを得たのです。

準備はバッチリだ、と
昨日居を正して金曜ロードショーでやってた
『幸せの黄色いハンカチ』を見ました。

若さと引き換えに得た大人力。
これは黄色いハンカチ、来ないわけない。来い来い!と
わくわくしてみたのですが、来ませんでした。

高倉健は腰が高くて脚長くそりゃもう立ってるだけで絵になりますし、
若かりし桃井かおりと武田鉄矢のカップルに
「初々しさ」を感じるという非常に貴重な経験がありましたが
なんか、健さんのやってた役の人って、ただのロクデナシじゃん、
と思うと入り込めませんでした。

えー、でも、こんなのつまんないじゃん、って、若さだと思う。
へへっ、まだ若い…と鼻の下をこする。

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