大阪、西成のカルチャーショックぷり。人生で一度は行った方がいい

今回の大阪、メインは陸上の日本選手権観戦だったのですが
それ以外に気になっていた場所があり、そちらにも行ってみたのですが
今までいったどの旅行先(海外含む)よりも深い何かを食らってカルチャーショックでヘロヘロになりました。

その場所は西成です。

西成とはなんぞやという方は
こちらのサイト(大阪Deep案内)をごらんになってください。
巷のタウンガイド、タウン番組が
内容の半分以上を地元の飲食店に頼る中、
このサイトは内容のほとんどが街の情景という真のタウンガイドです。
それゆえ、紹介する街は食い物抜きでも物語があふれる街、
決して一般的な観光地というか、カタギな街がほとんどありません。

私は生まれ育った町が新興住宅地です。
地元の近所で何代も前からある古い家といったら地主のとこくらいでしょう。
駅前よりもジャスコのあるロードサイドが栄える
どこにでもある日本の郊外がふるさとです。
それゆえ、街のカラーというものに憧れがあります。

西成の極彩色を見てきました。
うまくまとまらないので感想は箇条書きで。

・まず、駅を出てたらでかいむく毛ののら犬がいて、噛まれないかさっそく不安になりました。

・大阪Deep案内にも出てくる
激安スーパー玉出(名前といい外装といいパチンコ屋っぽい)は
調味料等は普通のスーパー並みの値段ですが惣菜と肉、魚の安さが半端ないです。

・見るも見るもじいさんばっかりです(私が行ったのは土曜の昼間です)
平均年齢60前後。ここにいたら40でも若造です。
じいさんしかいない風景って人を不安にさせます。

・ばあさんがいるとちょっと場に安心感が出てきて
小さな子供をつれた母親や子供たちがいるとそれだけで周辺がオアシスになります。
子供って未来や幸せの象徴だな…って子供嫌いの私に心底思わせる街西成。

・街のフィーバーに圧倒され、ちょっと休みたいと、
駅前に戻れば治安がよくなるかと思い
某駅前にたどり着いたら全然そんなことはなく半泣きになりました。
(西成エリアは各路線が密集していてちょっと歩くとすぐ別の路線の駅にぶつかります)

・池袋が北斗の拳だと以前書きましたが、ごめん私が甘かった。
池袋は西成と違い街を歩く大半が若者なのでスカっと爽やかなほどです。

・路地裏などディープなゾーンは安全上行かないようにしましたが、
西成警察の前で、ほんとにここは日本なのかとくらくらしました。

・海外の貧困解消に取り組んでいる日本人って、西成をどう考えているのでしょう。
貧困は日本にもあるのにと意地悪に思ってしまいます。
もちろん尊いことですけれど。
私なんて日本の貧困に対しても世界の貧困に対しても
給料から天引きされる税金以外なんもしてないですし。

・大阪Deep案内取材班は写真よく撮れたなと思います。
カメラを向けられる雰囲気じゃないですよ。
ピューリッツァー賞あげますよほんとに。

・とりあえず文句言わず働きますという気分になれます。
仕事がつまんなーい、とか、自分探し、とか
ぬるいこと言ってる若造に頭から冷や水をぶっかける街・西成。
人が生きるとはどういうことなのかを2分くらいいればアッサリ教えてくれる親切な街です。

・今まで海外も含め色々な町にいきましたが、こんなに心に何かを食らった街は初めてでした。

※※西成に行かれる方は自己責任で。私は昼下がりに行きました。
夜はやめたほうがいいと思います。

観光地でもある新世界のコアな部分を40分くらい強火で煮詰めたような街なので、
まず新世界に行って、これは濃い、濃すぎる、と思った人は行かないほうがいいと思います。
ただ、漫画「じゃりん子チエ」の舞台は西成ではないか説もあり、
下町としての側面もあります。
お住まいの方すみません。

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