食べ物をやたらおいしくするあの禁断の白い粉

小栗旬が目玉焼きに味の素ふりかけて食べる宣伝を見て一人暮らしをしてから10年以上たって初めて味の素を買いました。
なんかモテなそう、と思って手を出さなかったのです。
味の素さん、たぶん独身女性を引き込むのはこの辺です。

業務用20キロなるものを見つけた。

子供のころ卵かけごはんに味の素まぶして食べるの好きだったなとわくわくしながら目玉焼きにささっとかけて食べてみたのですが、
あの時に感じたこの白い粉ヤバい感がありません。

味の素のない生活を10年以上したから素材そのもののナチュラルテイストをおいしいと思うようになったのかな、
ゴメンね味の素、白い粉……といいつつどこか得意げ。

それからしばらくたったある日の夜。
おかずはきのこと温玉入りのあんかけ豆腐にそれに玄米ごはん。

顆粒だしが切れていたので(味の素は買わないのに、顆粒だしは欠かさない)味の素でいっかぁ、とパラパラ振ってみたらこれが、
う、う、うまいよ…!!

私は子供のころ団地に住んでいました。
集合住宅の4階、当時使っていた角ばった古めかしい白い冷蔵庫、
卵かけご飯を食べようと、生卵をといていた時に使っていた肌色の小鉢の外側のざらざらした質感まで次々に思い出しました。

当時、一般家庭に電子レンジはまだそんなに普及していなかったのですが、家電好き、新し物好きの両親が私の離乳食を作る、を口実に電子レンジを買ったため私と電子レンジは同い年でした。

ふーみん、両親に愛されて育った…!
味の素からよみがえるあたたかな記憶に熱いものがこみあげます。

集合住宅の近所の奥さんが「望月さーん、レンジ貸してー」って煮物の鉢を持ってたまに来てました。ほんとですよ。
昭和60年ころの話。1ドルは360円でした(うそ)。

このいまは亡きナショナルブランドの電子レンジは25年以上持ちました。

昔のものは頑丈。
捨てたと東京で聞いたときはほろ苦かったです。

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