小さいころすぐ痛いとか具合悪いとか言う方だった。薬もよく飲んでたし保健室もよく行ってたし早退もよくした。
だから親、保健の先生にウザがられているのは子供ながらに感じてたんですが、そこで「ひどいひどいつらいのに」とぷんぷんしちゃうのが子供の子供たるゆえん。
大人になりあまり言わなくなり、さらにフリーランスになり「会社勤め」がなくなりストレスが減ったのが非常に大きいのですが、今や逆に「不調アピ」する人を見る、聞く立場になることの方が多いのですが、ようやく親と保健の先生の当時の気持ちを知りました。時間経たないとわかんないことっていっぱいあるね。
そりゃいつでも元気いっぱいというわけにはいかないでしょうが、やはり「不調がいっつも続く」をアピられると、聞いてる側の生気も奪われていくのだと不調アピリエイターの人は自覚しないといけない。
本格的に学校行けなくなる前に有給があるといいのにね
まあでも、当時の自分を思うと、学校が嫌だったんでしょうね。
ただ、気分が乗らないときは月イチくらいでサボってかまわないという家なのはよかったなと思います。別マ発売日は休んでたし。
いじめとか不登校で、最悪のケースになってしまった報道を見ると、深刻化する前に「有給」やれてたらどうだったんだろう、そういう家だったんだろうかって思う。一日の有給程度じゃ解消しない根深いのもあるんだろうけど。
サボりつつならやってけるってあると思う。
すごい暗い内容のブログを定期的に読んでしまう
体調悪いとちょっと違うんですが、すごいブログの内容が暗い人がいるんですね。
なんでそんなのあえて見ちゃうのかというと、嘆く割にその人のブログからわかる状況を見ると「悪くない暮らし向き」なのが不思議なんですよ。
職場は気に入らないけど劣悪というほどではなく、家族も含む人間関係に大きな問題はなく、社交的ではないものの友人もおり、趣味もあり心を燃やせるものがないとかでもない。お金もあるわけじゃないけど全然ないわけでもない。
ここ「そこが致命的に欠乏している」人はゴマンといると思うし、読んでると、私のほうがよほどアレなのでは……、ってなるくらい、状況として悪くない。
ブログには書けない超絶な、利子ばっかり返済して元金が全く減らない借金や、人間関係、もしかしたら健康にえげつないなにかがあるのかもしれないですが、もしそうでないならこのなかなかのスペックでこの暗さ。
この状況、人によっては、いいところだけをひたすらクローズアップしてインスタ映えにいそしむ人もいるであろう「悪くなさ」なのに、この暗さ。
世界を眺めるレンズが「暗い」仕様になってる。
それが個性的で不思議な魅力にもなってて、たまについ見てしまう。もうメンタル的におかしくなってる、とかそこまでじゃない。この人の個性なんだなと。
見て、ああ、暗い……、やっぱ暗いこの人……ってなる。なんなんだ。
その人、あえて暗い社会問題見に行っちゃったりとかしてて、ああ、もう!もっと自分を愛してやって!コツメカワウソとか見てて!ってやきもきしてしまう。
別に今回の文章前半と後半の結論はつながっておらず、後半の人に対しウザいから明るくしろよ、ではないです。リアルな知り合いがこうだったらこっちの気がめいってしまってあまり積極的に会いたいとは思わないだろうけど。ネットでの人だし。
悪く言えば見栄っ張り、よく言えば誇り高い、自分の弱さや自分のイケてなさが周囲に見えてしまうことを何より嫌うタイプの人、現在進行形の苦労話は絶対しないって人たまにいますがこの後半の人はその逆バージョンなんでしょうか。
「愚痴をこぼして今日を乗り越えていく」というようにも見えず、愚痴のスパイラル(下の方に降りて行ってしまう)になってる気がするのも、やっぱりコツメカワウソ見ててほしい、と思ってしまう。