まんだらけさんに中古同人誌売買の実態について伺ってきました。
まんだらけはこんな趣味性の極みみたいな事業で上場しているところがカッコいい。小ロット多品種って同人誌のためにある言葉です。記事の中での、ジャンルが一般的にはオワコンになったように見えてもそのあとがあるというのも希望がある。現実の美しさ。
本文中にもありますが、いわゆるテンプレ話じゃない、ほんとにそのキャラが好きなんだなって伝わってくる面白い二次創作っ、て原作を読んだことなくても面白い。
あるジャンルにハマったら、同人イベントでそのカップリングとかをカニ歩きで絨毯爆撃で買うオタクがいますが、私はそれはしないで、むしろ、好みの二次創作作家がいたらその人が書いた、私が知らない過去ジャンルの同人誌買うことがある。
だから私が好きなのはもしかして「キャラクター」じゃなくて「同人誌」なんじゃないかと最近思う。絨毯爆撃タイプは「キャラ萌え」で私は「同人誌萌え」なのだと。
これも二次創作といえば二次創作。清水義範によるパロディ。司馬遼太郎の文体で猿蟹合戦を書く『猿蟹の賦』はたぶん、司馬遼太郎読んだことない人でも声出して笑う。
モノマネの上手い人が、時々真似ている対象よりもよりその人っぽく見えてつい笑っちゃうあの感じ。あのときに出る笑いって、世の中の笑いの中でもトップクラスでピースフルな笑いだと思う。
ちなみにまんだらけは株主優待もイケてます。こちらから。