「日本のオタク文化がクールジャパンとして世界中で大人気」とはよく聞きますが、実態ってどうなのでしょう?
世界を相手にオタクグッズを販売するTokyo Otaku Modeさんに話を伺いました。オタク人気が高い国というと中国や韓国などのアジア圏、米国、フランスをイメージしがちですが、想像以上にワールドワイドなんですよ。
やれやれ系主役は管轄外でした
記事中で米国でも人気のある作品の中で、唯一読んだことのなかった『ソードアート・オンライン』。
せっかくだし読んでみようとページを開くと、最初の数ページがイラストで作中の名シーンを紹介してくれており、へー、ラノベって親切設計だなあと思ってたら、こんな感じでした。
1.やれやれ系イケメンと思しき主人公がヒロインの着替えをラッキースケベで目撃
2.ヒロイン「バッ……バカッ///」
なるほど、どうやらわたしには関係ないようだと開いて4秒で挫折した。
能、オペラ、宝塚、ミュージカルと同じでラノベも型の芸術であり、その型に対し「ちょっとなにいってんだかわかんない」と富澤たけし状態になっている限り、手出し無用なのでしょう。
そういえば過去にはエヴァもわからなかった。オタクのくせにオタクノリの好みがうるさい面倒なオタクだと自分でも思う。
私は同人誌書いてるんだから「同人のお約束展開」という型は好きなわりに、一見そういったものの兄弟というか、遠くても従妹くらいの関係に見えるラノベが案外相容れないとは自分の中の新大陸を発見した心地です。
分かる人には来たああ!というのを最初で打ち出しているという意味で、万人受けを狙わない清々しさを感じるではありませんか。
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