お店で食べるあの、麺にねとりといやらしくソースがからみつくカルボナーラ。
自宅で再現したいと1週間くらい戦い続けました。何度「シャパシャパ」したカルボナーラになったことでしょう。
死闘の末答えを得ました。意識低い系なのでフライパン使わないし分量も適当です
【材料一人分】
明治北海道十勝スマートチーズ「うまみ濃厚チェダーブレンド」 1つ
とろけるチーズ スライスなら1枚の半分くらい
生クリーム 適当
ベーコン 適当
にんにくチューブ 適当
パスタ
卵黄 1つ
コーヒーを飲む人なら、200mlの生クリーム家にあると便利だよ
家に生クリームなんてないよ~という人の中で、コーヒーにクリーム入れて飲むのが好きなら、ぜひあの、喫茶店などにある個別包装のコーヒーフレッシュでなく、200ミリリットルのネッスル クレマトップ業務用紙パックを買うといい(カルディで売ってる)。
これいいよ。今まで個別包装のコーヒーフレッシュ買ってたけど、これにしてからゴミ減ったし。
味の決め手は明治十勝スマートチーズだ!
明治から一銭ももらってないんですが、明治北海道十勝スマートチーズ「うまみ濃厚チェダーブレンド」はおいしい。
200円くらいで8つ入ってるコスパも優秀で、高くておいしいチーズもあるけど、値段とのバランスで日本一のチーズじゃないかってくらいうまい。
どれだけうまいかというと、箱の裏に「うまみ成分が多いため、塩味を強く感じることがあります」って赤字で書いてあるくらい。たしかにしょっぱうまいんです。ぱくぱく、でなく、ちびちびと食べる感じ。
海苔でまいてもおいしい。酒のあてとして優秀すぎる。
この「しょっぱうまい」を、カルボナーラに活用します。
ソースが糸引くいやらしい濃厚カルボナーラの作り方
【作り方】
①ベーコンをなるべく細かめに刻む(キャベツの千切りくらいの細かさで)
②ベーコンを食べるお皿に移し30秒ほどレンチン(このころから麺をゆででおきましょう)
③②に生クリームを適当に入れ、明治北海道十勝スマートチーズも投入しレンジで1分ほどチン
④③はまだソースがシャパシャパしているので「糊担当」のとろけるチーズを入れる。にんにくも加え、混ぜておく
⑤ゆであがったパスタはしっかり水を切る(手を抜くとシャパシャパします)
⑥ソースとパスタを融合。しっかりかきまぜたあと卵黄をオン。コショウバフバフかけて召し上がれ
これでもう、シャパシャパしない、いやらしいくらいネットリ濃厚なカルボナーラがまってる。火をとめたあとで卵黄を入れることで卵黄が炒り卵になる心配もいらない。
【ポイント】
・味担当が明治のチーズで、とろけるチーズはあくまで粘度担当です。とろけるチーズを入れすぎるとねっとりを超えてバッサバサになるので様子見ながら入れてください。
・トマトソースだと最高にいい仕事するオリーブオイルはカルボナーラに入れると台無しにするのでダメ絶対。
・ベーコンはお店みたいに1センチくらいの幅にせず、細かく刻んだ方が味が出ておいしい
・全卵を入れるとシャパシャパするのでやめましょう。
ただし飯を食っているときにさだまさしを聴いてはいけない
で、ある日上のレシピをアレンジして黄身を入れず、しめじとベーコンのチーズクリームパスタにしたんですね。
一口食べておいしい!とご満悦でいたら、テレビでさだまさしが『秋桜』を弾き語りで歌い出したんです。
嫌な予感がしたんです。泣くって。
でも麺が伸びるのは嫌だった。
チャンネルを変えればよかったけれど歌い始めたまさしの淡々としたメゾピアノを前にそんなことできるわけない。
秋桜でおいおい泣いたあと、そのあとまた、よりにもよって『風に立つライオン』が続いてしまい、まさしが私をヒーヒー泣かし続けるんですよ。飯の間、ずっと。
風に立つライオンはもう、千鳥ヶ淵が出てくるあたりで泣いてますからね。
号泣しながらパスタ食べてわかった。飯の味がしない&ちっとも腹いっぱいにならない。
やっているか知りませんが、さだまさしディナーショーって最悪の組み合わせです。