命に別状は基本ないが、QOLを下げる厄介な子宮筋腫
30~40代女性の3~4人に一人は持つ「子宮筋腫」。
子宮にできるこぶです。
私も子宮筋腫持ちで、お腹の外から触ってゴリッとした塊があります。
この病気の悩ましいところは、基本命に係わるほどのことではないものの、貧血や生理痛が重くなったり、頻尿になったり、腹がでたりなど生活の質を下げるところです。
ガンなどではないんだし、回復に時間がかかり傷跡が大きく残る開腹手術まではしたくない、それに子宮を取ることに抵抗がある人も多いはず。
薬物療法もありますが、女性ホルモンエストロゲンを抑制する薬物療法は、やめてしまえば子宮筋腫がまた大きくなってしまいます。
二つの手術方法に着目
よって、手術に着目。
さらに「開腹手術ではない」&「子宮を残せる」の二点を満たす、以下の手術方法の実績豊富な二つの病院にお話しを伺いました。
②UAE(足の付け根の欠陥をふさぐ)
腹腔鏡手術では四谷メディカルキューブさん、UAE手術では調布keijinkaiクリニックさんにお話し伺っています。
UAEは大島美幸や矢部みほが手術をしたと話していますね。
UAEは保険適用、腹腔鏡は四谷メディカルキューブさんによると状態によって保険適用かどうか決まる、とのこと。
両院とも、自院で行っている術法がほかの手術法とどう違うかなども含め、とても詳細にお話いただいています。
悩んでいる人にぜひ読んで欲しいです。
発生原因は、未だ不明
子宮筋腫はエストロゲンで大きくなるということはわかっていても(だから、エストロゲンの分泌量が減る閉経後は小さくなる)、根本的な発生原因はまだわかっていない謎の多い病気でもあります。
酒を控えたから、タバコを控えたから、健康的な食生活をしているから子宮筋腫にならない……というエビデンスがあるわけでもない。悩ましい病気です。