片上先生の「(問題を)ゼロにせんでええ、(心と体の状態が)エエな、を目指す」という発言に、今は生きづらい時代といわれて随分たつけど、これは環境のせいだけでなく、精神的なトラブルがあったとき、そのトラブルを「なんとか抱える形でつきあっていく」でなく「ゼロにしようとする」から辛いのではないかと思った。
問題はそう簡単に解決できないのに、どこかに何か劇的な答があるのではないか、と思っちゃうのはネット検索社会の弊害なのかなとも。
片上先生の「ゼロにせんでええ、エエな、を目指す」はすごく私はぐっと来たけど、一方でこれ私が10代、20代だったら納得いかなかっただろうなとも思う。難しい。