ライターという仕事をしていると、文章を見てほしい、文章を書くのが苦手だという
相談をよくうけるのですが、この手の意見はまったく信用していません。

こういう人の文章はたいていクソうまいからです。
「具体的なエピソードが盛り込めていて、簡潔で丁寧」な、クソうまい文章です。

「具体的なエピソードが盛り込めていて、簡潔で丁寧」。
って、いい文章に必要な条件を見事に押さえています。

最初のころは、役に立てればうれしいなという思いから
こうしたほうが、みたいなのをあれこれ話したあと、
その人が書いた普通に超うまい文章をあとから見たときの恥ずかしさ。消えたさ。

「あ~、クソバイスした!クソバイスしてた!死にたい!
謙遜で言ったのにこいつドヤ顔でクソバイスしてやがる(笑)とか絶対思われてた!」
と相手を恨むことが何回か続き、
謙遜を真に受けた自分がアホなのだと
最近は人の「自称・文章下手」をまったく信頼しないようになりました。
マラソン大会の日に一緒に走ろうねとか
試験の日に全然勉強しなかった~、っていうのと同じです。
物心ついたころからそうやって嘘ばかりついてきた謙遜クソ野郎です。おお怖い。
日本で日本語の教育を受け、国語の成績1だったとかでなければたいてい普通にうまいですよ。

文章って「自称・文章面白い」って言っちゃう人の方が確実にやばい率高い。