映画館で後ろに座っていたある男。
笑い方がたまらなく鼻につきます。
「俺、わかってるぜ」というのをいちいちアピールしてくるのです。

本当に「分かる」や「楽しい」でつい笑ってしまうときって、
思わずまわりもつられて笑ってしまう、ほほえましくて、ハッピーなものだと思います。
しかしこいつは違った。鼻につくったらありゃしない。
楽しくて笑っているのではなく、
俺は楽しんでいるんだぜ、俺は違いがわかるんだぜ、のPRを、
ほかの人だってお金を払っている映画館でやってるわけです。

これって不愉快のスタンダードだと思います。
映画館で知らない人たち相手にこれをやるこの男はかなり純度の高いバカだと思いますが、
大勢の飲み会でいくつか島ができ、あの島よりもここの島が一番最高!とカラ元気で盛り上がったり、
本当はAさんに言いたいことをAさんが遠くにいるときにBさんの前で大きな声で話したり、
何かしているときに、SNSのネタになる!さっさとアップしたい!とスマホばっかりいじってる、
みたいなシチュエーションは結構よくありますし、
自分自身したことも、されたこともあります。

目の前をないがしろにするって、関わる全ての周りも不愉快にしますし、
決して本人も幸せではないはずです。

こういうバカがamazonで「商業ロックかな、と思ったら案外聞かせて嬉しい誤算(笑)」みたいなクソレビューを書くんだ、哀れな男よ、その不細工な面見てやろうじゃねえかと映画のあとガンを飛ばしたら、びっくり、若くて、オシャレで、こぎれいなんですよ。

若くて、オシャレで、こぎれいなのになんでこいつここまでこじらせちゃったんでしょうか。
この性格じゃ、せっかくこぎれいなのにさぞやモテないことでしょう。
めんどくさいったらありゃしない。