缶詰に入ったしっとりしたタイプではない、
乾いた、ごはんというより餌な感じのする、食べたら口の中が乾きそうな猫の食料は、
誰が言い出したかわかりませんが、カリカリと呼ぶ、というコンセンサスがすっかり得られています。

猫があれを食べていると、カリカリ、と可愛い音が聞こえます。
噛んでるんだ、噛んでるんだね~、と飼い主の頬は緩むのです。
生まれ変わったら飼い猫になりたい。
餌を食べるだけでこれだけデレデレされるのだから一生イージーモードです。

カリカリのほかに、猫愛好家の中ですっかりコンセンサスが得られている言葉に「猫パンチ」があります。
一方犬パンチとは聞いたことがないので猫文化用語なのでしょう。
猫の脚4本のうち、前側を前脚、と呼ぶ人はちょっと猫に対する愛が足りない気がする。
あれは手です。器用に顔を洗う姿など、あれが脚ならできないはずです。
猫パンチ、と言い出した人も、あれは手だ、という意識からでしょう。脚なら猫キックになるはずです。

このようなカリカリ、猫パンチに次ぐ猫の愛らしさを表す用語として
「空ニャー」を提案したい。
そらニャー、ではなく、からニャーです。

猫を飼ったことのある人ならわかるはずです。
猫は、口を開け、ニャーと鳴くポジションに構えるのに
そこで鳴かないことが結構あります。
これを空ニャーと呼びたい。
飼い主の方を見てこれをやるので、何か訴えかけたり、甘えたいときなのでしょう。
あえて鳴かない、というところになんかちょっとエッチな感じを覚えます。

空ニャー。みなさんもご一緒に。