2012年 3月 の投稿一覧

自分という秘境。ディスカバー自分

友人宅で卵サンドをごちそうになったとき、その中の一人が
「私、大人になればなるほど卵サンドのおいしさが分かるようになった」
としみじみと言ったのですが、私を含む周りのすべての人から
卵サンドなんて子供のころからおいしいと思う食べ物の筆頭じゃないかと
集中砲火を受けたことがありました。
もっとしば漬けとか渋いチョイスを出さないと、とダメだしをした記憶があります。
アンキモとかでもいいですね。

しかし私は最近、しみじみとマカロニサラダっておいしいなあ、と思うようになりました。
マカロニサラダも卵サンド同様、マヨネーズがやさしい子供がうまいとおもうような味でしょう。

卵サンドの友人もたぶん子供のころから卵サンドが好きだったに違いありません。
私だってマカロニサラダは幼稚園のころから好きでした。好きでしたが
数あるサラダの中からマカロニサラダを選ぶ、というほどではありませんでした。

シーザーサラダとかコブサラダとか、8種類の有機野菜のぽくぽくサラダみたいな
こじゃれた居酒屋で1000円くらいで出してそうなメニューに20代のころはうつつを抜かし
今もバーニャカウダがあると「きゃっ!」と頼んじゃったりもしますが所詮愛人サラダ。

本命サラダ、正妻サラダはマカロニサラダだって胸を張っていえます。
特にセブンイレブンのパックになってるやつ。
ベーコンとたまねぎとにんじんとマカロニのシンプルなあいつ。
あれあるとビールいくらでも飲めます。
コショーをばふばふ降って食べてもオツですよ。

よく行くバーの店長は、40歳をすぎ、最近になって
「自分はそんなにラーメンが好きではなかった…!」とある日ふと気づいたそうです。
大人になっても自分の中に未知の領域があると思うと胸が熱くなります。

『新幹線大爆破』ツッコミどころのあるラブリーな名作です

本や漫画や映画やwebサイト。世の中にあまたあふれるコンテンツの中で面白い!!とうなってしまうコンテンツは「非の打ち所がなく、ただただ信者のようにひざまづくだけのコンテンツ」と「ここちょっとアレだろ~とツッコミつつも愛でてしまうコンテンツ」の二種類があると思います。

前者のほうが優れているとも一概に言えない。ツッコミどころもありつつも魅せられてしまう勢い。後者系には総じて勢いがあります。

映画「新幹線大爆破」も、後者系の名作です。予告のアオリが「ひかりは巨大な棺桶と化した!」ですよ。昭和っぽい!

●新幹線大爆破のツッコミどころ●
1.新橋の喫茶店に預けた図面が火事で燃えるのはやりすぎ

この映画は警察サイドが最後の空港のシーンまでは基本うっかりしています。
例:さっさと金を渡して爆弾を解除する方法を入手すればいいのに捕まえようとして犯行グループの機嫌を損ねる。これには新幹線の運転指令室長役の宇津井健も怒っていましたね。
例:犯人aをうっかり轢き殺す
例:犯人bをうっかり取り逃がす

うっかりしながらもようやく金と引換えに爆弾解除のための図面を新橋の喫茶店で受け取ることになったのですが、その喫茶店が「たまたま」火事になってしまい図面が消失してしまうんですね。
火事かよ!
ストーリーの設定上ここで簡単に爆弾を解除されるのはマズい!というので引き伸ばそうとしたんでしょうけど、火事って…、もっといい手段はなかったのでしょうか。

2.溶接機を受け渡すシーンが妙に長い

爆弾が仕掛けられた新幹線の横に別の列車を走らせ、爆弾解除のために必要な溶接機を新幹線に受け渡そうとするシーン。このシーンが妙に長いのです。溶接機はプロパンガスのガスボンベのような形状でそりゃ重いのでしょうけども大の男が四人がかりで引っ張っていてもびくともしない、というシーンが数分続きます。

このシーンですでにひかりは広島か山口あたりを走っており、クライマックスといっていいでしょう。また、ひかりの運転手や乗客には知らされていないのですが、爆弾を解除できなかったときは、終着駅の博多で爆弾が爆発するよりも影響の少ない山口のどこかで新幹線を止め、乗客を見殺しにしなくてはいけない、という非情な命令が政府から出ているのです。

国外逃亡しようとする主犯の犯人cを警察が追い詰めつつあるシーンでもあり、まじめに生きていればなんとかなると思っていた犯人cが会社や家族を徐々に失っていった哀しい過去も垣間見えてきます。縦糸、横糸が幾重にも絡み合う中のクライマックス。そんな中で『溶接機がびくともしない!』は数分ひっぱるほどのイベントだったのでしょうか。溶接機はガスボンベみたいな形状なので動きもなければ華もないのです。

3.警察がターゲットにしていたパスポートの名称とは異なる名前で犯人cは登場手続きをしたのになぜ犯人cの乗ろうとした飛行機の搭乗口に犯人cの妻と子がいたのか

上の二つは「お茶目だよね」レベルの突っ込みですがこれは映画で消化し切れていない謎です。


以上三点が語らずにはいられない突っ込みポイントでした。ああすっきりした。
三点目なんて欠陥レベルな気もするのですが、でもこの映画は面白いです。面白さと正確性は必ずしもリンクしません。高倉健がスタイルよくてかっこいい。

ウィキペディアに構想段階から世界的な興行を狙って作られた作品であるとありました。(当時世界的にパニック映画が流行していた+日本独自の交通『新幹線』)

漫画の実写映画化やドラマ化を防ぐためなら半日くらいご飯を食べなくてもいい!と思うほど漫画の映画化を織田裕二の世界陸上ばりに憂える漫画が大好きな私としては、こんなに気概を持って作られていたオリジナルの映画作品があったのだと思うだけで「へえ~、映画もたまにはやるじゃん」と、上から目線で感心しました。

このサイトのアクセス解析を見ると「天河伝説殺人事件」や「覇王別姫」の感想を求めてくる方が多いのです。こういう、名作なんだけどだいぶ時期がたってる、っていうのの感想を誰かと分かち合いたいときネットっていいですよね。

愛を持って新幹線大爆破をつっこみたい人に見ていただければ幸いです。特に、新橋の喫茶店の火事。

これから働こうとしている全ての女性に送りたいメッセージ

モッチー、もうすぐ勤労十年。(うち、数ヶ月無職でしたが)
これから働こうとしている全ての女性に送りたいメッセージがあります。

会社で評価されるには「職務遂行能力ができる」と「社内政治力がある」の二点がポイントです。
この二点の比率、研究者や職人なら職務遂行能力が重視されると思いますが、
サラリーマンなら半々だと思っていいです。

前者に比べ後者は分かりにくいですね。
ようは「会社で、下に置かれない存在になる」といったところでしょうか。

後者において女性は不利です。
世の中は男社会だからです。マイナスからのスタート、と考えてちょうどよいでしょう。
女だというだけでなめくさられるのが普通だ、と思いましょう。
私は女子高、大学も文系の学部で女ばかりでしたので
社会に出て明らかにある性差をいきなり体感しびっくりしました。遅い!

社内政治力がない女性が職務遂行能力があった場合、
「生意気だ」「がんばっちゃって(笑)」と評価されます。
私はそういう女性を幾人も見てきました。

ここでフェミニストとして立ち上がるのもいいのかもしれませんが
生きやすくする努力も必要だと思います。
パンがなければ人は生きていけないのです。

「社内政治力」を女性が磨くには社内ホステスになるしかありません。
道はただ一つです。

ええっ、私美人じゃないしホステスなんて無理、と思った皆さん、大丈夫。
ホステスの仕事は「美人であること」ではありません。
「男を立てること」です。立ててあげるから銀座に金が落ちるのです。
さほど美人じゃないホステスさんもいるじゃないですか。

男を立てるホステスになってしてはじめて、「あいつは分かってる」と
男社会の仲間入りが許されるのです。やったね!

立てるやり方はいろいろありますね。
とりあえず笑顔でニコニコして、
逆らわずハイ、ハイって言ってるだけでもいいですね。
これなかなかできるもんじゃないですよ。
「いつでも」ニコニコですよ。
職場に週三で一日30分しかいなくていいならできますけど、
たいてい人は週五で一日8時間くらい職場にいるんですよ。

有能な男性になら立ててもいいが、アホを立てる気には
到底なれない、やるくらいなら刺し違えてやるという女性(私です)は
「社内政治力がない」と周囲にみなされうだつのあがることがないまま今に至っています。
思えば、働き始めてからずっとそうでした。

※ポイントですが、ここで「社内政治力がない」と私をみなすのは
私が立てない上司や同僚に限らず、
ほぼ全ての職場の人間がそう思う、ということです。
これはサッカーでキーパー以外なのに手を使ってボールに触った、というくらいの
ルール違反なのです。

私は立てるほうがつらいので仕方がないな、とは思っていますが
社内政治力がないと自分で言うと通らないから
政治力のある他人に言ってもらう、など
面倒くさい手順が増えるので立てることができるに越したことはないと思います。

しかし私も職場で有能な人は立てます。
無理しているのでなく、
私は相手が有能であれば人を褒めたり、
立てたりするのがのが好きなのです。人を褒めるのが結構好きで、得意です。
(なので、相手が立派でも褒めること自体が苦手な人はここがつらいかもしれませんね。)
相手が有能な男性たれば私はナチュラルボーンホステスです。
そのためなんとか食えてる、という状況です。

仕事柄、他社で広報や企画をしている女性とよく会うのですが、
そういった女性は総じて社内政治力が高いです。立てるしソツがない。見事です。
ホステスとしてもやってけるわ、この人という人がほとんどです。

しかし疑問なのは、そういう人はストレスがたまらないのだろうか、ということです。
「サンドバックを殴りたくなったりとかしませんか?」と
聞いてみたいものの、このタイプに聞いてもはぐらかされることでしょう。
なんせ相手は超一流のホステス。
本音なんか話してくれるわきゃないです。