2010年 11月 の投稿一覧

しらすとねぎのチャーハンを幼少期作っていたときにもふりかけてました

小栗旬が目玉焼きに味の素ふりかけて食べる宣伝を見て
一人暮らしをしてから12年、初めて味の素を買いました。
なんかモテなそう、と思って手を出さなかったのです。味の素。
(味の素さん、たぶん独身女性を引き込むのはこの辺ですよ!)

昔実家で卵かけごはんに
味の素まぶして食べるの好きだったなーと
わくわくしながら目玉焼きごはんにささっとかけて
食べてみたのですが、
おや、なんか幼少期のころのような、
味の素、うんめーーー!!を感じません。

味の素のない生活に舌が慣れ
ナチュラルテイストをおいしいと思うようになったのかな、
天然生活でロハスになっちゃって、人工のものがダメになっちゃったみたい、
ゴメンね味の素…といいつつどこか得意げ。
(私外食多いからたんまり摂取してるはずですが)

夜。晩のおかずはきのこと温玉入りのあんかけ豆腐。
それに玄米ごはんという
女子っぽいメニューを気が向いて久々に手作り。
顆粒だしが切れていたので
(味の素は買わないのに、顆粒だしはかかさないこの矛盾…!!)
味の素でいっかぁ、とパラパラ振ってみたら
う、う、うまいよ…!!

20年以上前に住んでた家。
集合住宅の4階でした。
当時使っていた角ばった古めかしい白い冷蔵庫、
生卵をといていた肌色の小鉢の外側のざらざらした質感まで次々に思い出しました。

当時一般家庭に電子レンジはまだそんなに普及していなかったのですが
家電好き、新し物好きの両親が私の離乳食を作る、を口実に
電子レンジを買ったため私と電子レンジは同い年でした。
たぶん当時は電子レンジは高かったことでしょう。
ふーみん、両親に愛されて育った…!
味の素からよみがえるあたたかな記憶に熱いものがこみあげます。

集合住宅の近所の奥さんが
「望月さーん、レンジ貸してー」って
煮物の鉢を持ってたまに来てました。ほんとですよ。
時は昭和50年代後半。
1ドルは360円でした(うそ)。

このいまは亡きナショナルブランドの電子レンジは25年以上持ちました。
昔のものは頑丈なのです。
捨てたと東京で聞いたときはほろ苦かったです。

ホラー漫画が描ける人って、表現力がすごい高いってことだと思う

よん&むー 伊藤潤二先生

私は特定なジャンルにこだわらず幅広く漫画を読むほうですが、
レディースコミックとホラーだけは読みません。
これはうちの父親が「君に届け」を読まないのとほぼ同じ理由だと思います。
うん、私には関係ないな…ってやつです。

私と伊藤先生の出会いは、高校時代スピリッツの巻末に載っていた「うずまき」でした。
しかし前述のとおり私はホラーを読まないので、
パラパラめくりながらうむ、伊藤先生、今週も相変わらず禍々しくて大変よろしい!と
思っていたのです。

物事を禍々しく描くって難しいと思います。
かわいく描くって結構簡単です。
かわいくないものを描くほうが難しいです。
たとえばプロの漫画家でも、若者の顔立ちに口や目の横にシワの線を足すだけで
年配の人を表現するようなお茶の濁し方をしているケースって結構あります。
年をとったゆえのハリのない肉感など、「老」な表現って高度です。
ただ、「老」なら現実世界にいくらでもモデルがいますが
禍々しさって想像力の世界ですからさらに高度でしょう。

禍々しいものを想像する力と、
ちゃんと読者も禍々しいととってもらえるように表現する力。
ホラー漫画家は高度な表現力がないとできない仕事だと思います。

そんな高度な表現力を持つ伊藤先生が、ねこ漫画ですよ。
伊藤先生の漫画なのに、終わりが「これからも元気で仲良くね」ですよ。裏の意味とかでも縦読みすると呪いの言葉になるでもなく。

特に好きな「激闘!猫じゃらし」の話は、文に起こすと
「猫じゃらしって、へたな人がやってもぜんぜん猫が来ないよね~」っていう
シンプルな話なのですが、
このシンプルな話をたまらなく面白い漫画に昇華させる表現力。巧みの技。
漫画家を目指す人は読んだほうがいいと思います。