いとしろ堂 

ライター石徹白未亜(いとしろ みあ)。得意分野はネット依存、二次創作(同人)など。

『黄昏流星群』の見どころ3つ【案外ファンタジー】

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実家で『人間交差点』を読み返し泣く恒例行事をしてたんですが、実家の野郎『人間交差点』は数冊しかなく、仕方なく横にあった『黄昏流星群』を読んだんですね。
『黄昏~』の方は数十巻そろってるもんだから。

前から『黄昏~』が実家にあるのは知ってたんですが、小バカにしてて読んでなかったんですね。
中年のセックスシーンにぐっとくるタイプじゃないし。掲載誌のビックコミックオリジナルで読んでいたころもたいして面白いと思わなかったし。

しかし『黄昏~』の真骨頂は単行本でひたっすら読んでいくことなのだと知りました。
ぜひやってほしい、満喫で黄昏ナイトパック。
広兼センセの漫画家としての力量にうなります。

しかし『黄昏~』はR-35指定です。
私も『黄昏~』を25歳のときに読んでたところで、今の半分も感じとることができなかったでしょう。
年を取ると感性は衰えがちともいわれますが『黄昏~』系に反応する感性は年を取るほど磨かれます。

『人間交差点』は25歳で読んでも泣いたと思いますが、『黄昏~』は35歳じゃないと無理です。

『黄昏流星群』推しポイント

・意外とファンタジー展開
・人間賛歌
・単行本1巻で大抵2つのエピソードが収録されており、どの話も数話で終わる中編

推し①:意外とファンタジー展開

シマコ―もファンタジーといえばファンタジーですが、もっと露骨にファンタジーです。星新一をやりたかったのか。SFから一番遠そうな絵柄でSFをやるという、センセの遊び心に感じ入ります。

推し②:人間賛歌

人間賛歌をテーマにしたジョジョより直球の人間賛歌みがあります。ジョジョだと吉良吉影やヴァレンタイン大統領が強すぎてどうしたらいんだろうとハラハラしちゃって人間賛歌に気づくのが後回しになりがちなんですね。

『黄昏~』はLGBTネタが意外なまでに多い。数巻に一発くるくらいで頻繁。ここ数年でtwitterで吠えてるにわかと下手すりゃ20世紀ころからネタにしてきたセンセとは年期ってもんんが違います。シマコ―にもシマコ―が好きな眼鏡リーマン出てたし、何かセンセの琴線に触れるテーマなんでしょう。

推し③:どの話も数話で終わる短編

引き伸ばされてしまう死ぬに死ねないコンテンツが多い中で、数話ですっきり話が終わっていくのが潔くてカッコいい。
『世にも奇妙な物語』が好きな人は好きだと思う。

あと、最後のコマがいつも一緒なのがスターウオーズの画面転換と似ている

そんなわけでどうでしょう。満喫黄昏ナイト。
しかしここまで言っといてあれですが、漫画として好きなのは『人間交差点』です。

これに評価1を付ける人はサイコパスだから無視していい。

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